土壌・底質分析

土壌の汚染に係る環境基準について
　公害対策基本法（昭和42年法律第132号）第9条の規定に基づく土壌の汚染に係る環境基準について、法令が定められており、告示で定められた項目について分析しております。

土壌汚染対策法について
　土壌汚染による健康被害を防ぐために、土地所有者などに汚染調査や対策を義務づける法律です。六価クロム、カドミウム、有機リンなどの有害化学物質が高い濃度で工場跡地に残されていたという事例が各地で報告されたことから平成15年に「土壌対策法」施行され、平成22年4月には改正法が施行されています。これを受け、土壌汚染対策法の基準に適合しているか否かについて、土壌ガス及び土壌溶出及び含有試験を行っています。
また、汚染の深さ方向の汚染状況等の分析や、地下水汚染状況の分析も行っております。

底質分析
底質中の化学物質等の濃度を把握する場合に活用されることを目的 として、昭和50年に「底質調査方法」が策定され、河川やダム等の底質の状況を把握するため、「底質調査方法」に基づき、成分分析を行っております。

肥料分析
農林水産省が定めた肥料の主成分、有害成分等の評価方法である「肥料分析法」に基づき、成分分析を行っております。